.

私は、5歳から12歳までずっとピアノを習っていました。 親の強い勧めで習い始めたのですが、全くピアノに興味が無かったので、レッスン以外の日は自宅での練習を全くせず、そのため上達が他の生徒と比較にならないほど遅かったのです。 それでも「エリーゼのために」は弾けるようになりなさいと親に言われ、12歳で弾けるようになった途端にピアノを辞めました。 その翌年、私は初めて劇団四季ミュージカルのキャッツを鑑賞。 感動のあまり歌が習いたくなったのですが、地元では専門の声楽教室はありません。 ですが、私が自分から習い事をしたいと言ったことに驚いた母が、今までピアノを習っていた先生に声楽を教えてくれるようお願いしてくれたのです。 先生は、歌となると急にやる気を出した私に苦笑いでしたが、声楽を3年習い、そこから地方の劇団で活動、人前で話すのが得意になったことで学習塾に就職しました。 元を辿れば、ピアノを習っていなければ声楽教室がないところで歌をあきらめていたでしょうから、今も別の仕事についていたかもしれません。 直接関係ないようで、将来の幅を広げてくれるのが習いごとだと思います。