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ビギナー向けのFXの書籍では「損失を被った時にはナンピン買いを入れることによって、全体の価格を小さくする事が出来る」と助言されていたりしますが、現実的にはそれはかなり大きな引っ掛けがあると思います。77-3-15

ナンピン買いの仕組みについて易しく記述しておきます。77-10-15

仮に100円で1ドルを買ったとします。77-5-15

ドル買いですのでドル高に進むほど黒字が大きくなりますが、運悪く1ドルが95円までドル安が進んだとします。77-19-15

そのままの状態で維持し続けたとしたらマイナスをなくすためには、円高になった分、ドル高に動く必要があります。77-11-15

みんな、損失は出来るだけ早く無くしたいと考えます。77-6-15

ここで最初に取引したのと同じ額の$(ドル)をエントリーします。77-14-15

それによって、平均のコストは97円50銭まで低くすることができる。77-17-15

言い換えると、2.50円の幅で円安が進むと損を回復できます。77-7-15

この流れがナンピンの手法です。77-15-15

このとおり、ナンピン買いの手法をみると「納得だ」と考えるが、為替相場は易々と問屋を卸してくれない。

初めから、1ドル=95円が底値だということなど、なんびとも想像できません。

もしも、マーケットがかなりのドル安基調だとしたら95円では収まらず、さらに一層円高に向う可能性がある。

たとえば、1ドル97.50円でナンピン買いを入れたにもかかわらず1ドル=95円までドル安になっとしたならばナンピンしたポジションについても、差損が生まれます。

そういう状況では一番初めに注文したドルとあわせて二重の損が生じます。

この通り、ナンピン買いは一筋縄でいきません。

では、マーケットが自分の筋書きとは逆に素早く向ってしまった場合、どのような対応で危機の確率を避ければいいのでしょうか。

そういう時には選ぶべき手段は限られています。

ひとつはあきらめて損切りをする事です。

もうひとつは、その段階で、あなたが持っているポジションを減らす事で改めて為替相場が元のようになるのを大人しく待ち望むことです。

ずいぶん後ろ向きな術だと考える人もいるkもしれません。

しかしながら、自分の持っている買いポジションに差損が生じた場合最も適切な手法はこれ以上のものはありえません。

無論、理屈の上では、ナンピン買いをするという手段も有効です。

だがナンピン買いは損失を披っている状態で、ポジションを縮小するどころか買いポジションを積んでいく方法です。

これでは、危険を回避することなど、どう考えても無理だと考えるべきです。

ナンピン買いを続ける事ができればいつの日にか利益を上げられるかもしれません。

だが、それ以前にお金が不足してしまいます。



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